蜂巣研究室 はちす けんきゅうしつ

研究室配属を考える2年生へ

プログラミングの「分からない」の
正体を突き止めてソフトウェアで助ける

研究テーマ: プログラミング学習支援

学生が楽しくプログラミングできるように
先生は困っている学生を効率的に支援できるように
蜂巣研究室では,プログラミングを学ぶ人・教える人を支える仕組みを研究しています.

プログラミングは得意でなくても,嫌いでなければ大丈夫
「自分が理解に手こずったところはどうすれば分かりやすくなる?」
「本質的な理解を深めるにはどうしたらいい?」
「学ぶ人の役に立つツールを作りたい」「楽しみながら学べる仕組みを作りたい」
—— そんなことに興味がある人は,以下の研究の具体例を見てみてください.

卒業研究ではどんなことをしている?

教材を作る,プログラムの動きを見えるようにする,間違いの修正を助ける.
身近な学習のつまずきを出発点に,支援方法を考えます.

卒業研究の代表的な成果を紹介します.ぜひ,実際に試してみてください.

ポインタの可視化の画面例

プログラムの理解支援

ポインタの指す先が見えたら
理解しやすくなる?!

値を入れ替えるswap関数を使って,3つの変数を小さい順に並べるプログラムを可視化します.間違ったプログラムのどこがおかしいかわかるかな?

間違ったプログラムを見る →

正しいプログラムを見る →

卒論要旨:関数の引数にポインタを用いたプログラムの可視化による動作理解支援ツールの提案(2018年度)

プログラムの作成支援

いろいろな言語の書き方が混ざっても
正しく直せる?

たくさんのプログラミング言語を学ぶと,いろいろな言語の書き方が混ざってしまうことがあります.複数の言語の文法が混在したif文やfor文を,指定した言語のコードに変換します.

コード変換ツールを開く →

卒論要旨:既習プログラミング言語の知識に起因する誤りの自動修正方法の提案(2020年度)

生成AI時代の学習は?

生成AIで問題の「答えを出す」ことはできても,なぜその答えになるのかを理解していなければ,別の問題に応用することは難しくなります.
「本質的な理解」のための学習方法やその支援方法について研究しています.

最近の卒業研究テーマです.年度をクリックすると一覧が開きます.

2026年度の卒業論文 (現在進行中)
  • 対話型学習によるプログラミング概念の理解支援方法の研究
  • プログラム誤り修正問題の別解を考慮した自動採点に関する研究
  • C言語関数説明問題におけるLLMを用いた評価方法の提案
  • 多重ループ可視化によるプログラム理解支援システムの提案 ーソートアルゴリズムを対象にしてー
  • 学習者のメモリイメージ作図によるプログラム理解支援方法の研究
  • TA的指導を模倣したプログラミング学習方法の提案
2025年度の卒業論文
  • プログラミング演習問題に対する数式化・アルゴリズム化支援のための生成AIによる段階的ヒント提示手法の提案
  • プログラミング学習者に対する論理エラーのデバッグスキル習得支援に関する研究
  • プログラム説明問題の生成AIを用いた自動採点方法の考案
  • C言語における型理解支援ツールの提案 ー構造体の型と変数宣言の違いに着目してー
  • プログラム誤り修正問題における修正の質を考慮した自動採点方法
2024年度の卒業論文
  • プログラミング学習における理解状況把握のための変数値確認問題に関する提案
  • C言語のポインタ学習における理解状況把握のためのポインタ確認問題の提案
  • プログラム作問学習における生成AIを用いた評価方法の提案
  • プログラミング演習における生成AIを用いたヒント生成に関する研究
  • プログラミング学習における生成AIを活用した既習問題からの派生問題自動生成方法の提案

2024年度の卒論要旨を読む

2023年度の卒業論文
  • プログラミング学習における対話式誤り修正支援システムの提案 ―学習者の理解度と誤りの分類に着目して―
  • プログラミング学習のための誤り範囲特定ツールの拡張方法の提案 ―セグメント不足の対応と誤り特定時間削減に着目して―

2023年度の卒論要旨を読む

配属後はどんなことをする?

3年次

ソフトウェア工学演習

C言語の復習,プログラム解析,Webアプリケーションや micro:bit,Raspberry Pi に関するソフトウェア開発などを行う予定です.

プログラミング言語は C, Java, JavaScript, Python などを使用します.気になることがあれば,研究室訪問で相談してください.

4年次

卒業研究

生成AI時代に求められる能力・技術は何か,それを身につけるためのプログラミング学習はどうあるべきかなどを考えながら, 提案する方法やツールは本当に役に立つのかなどを確かめながら,研究に取り組みます.

そして大学院へ…

大学院進学を推奨していますが,配属時点で進路を決めている必要はありません.就職を考えている人も,まだ迷っている人も歓迎します.

大学院では,卒業研究の内容を発展させて学会発表を行い,さらに修士論文につながる研究に取り組みます.

学生の研究発表

学生はアンダーライン

  • 淺野 凌輔, 小林 怜平, 蜂巣 吉成:
    プログラミング演習問題における生成AIを用いたポイント抽出と段階的ヒント提示手法
    第25回情報科学技術フォーラム (FIT2026), 第4分冊 pp. 527-530, 2026-09
    北九州学術研究都市

  • 寺田 快生, 鵜飼 優介, 蜂巣 吉成:
    プログラミング学習者に対する論理エラーのデバッグスキル習得支援に関する研究
    第25回情報科学技術フォーラム (FIT2026), 第4分冊 pp. 491-494, 2026-09
    北九州学術研究都市

  • 山本 明澄, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング学習における作問学習の自動評価の適用可能性について
    第24回情報科学技術フォーラム (FIT2025), 第4分冊 pp. 337-340, 2025-09
    北海道科学大学

  • 中江 康公, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明, 野呂 昌満:
    LLMに基づくディベートジャッジの設計 : 審判の決定プロセスを考慮して
    第24回情報科学技術フォーラム (FIT2025), 第2分冊 pp. 255-258, 2025-09
    北海道科学大学

  • 中島 絃貴, 長崎 瑠加, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング学習における理解状況把握のための変数値確認問題の提案
    情報処理学会 情報教育シンポジウム(SSS2025), pp. 56-63, 2025-08
    武蔵野大学有明キャンパス

  • 中島 絃貴, 長崎 瑠加, 蜂巣 吉成, 吉田 敦:
    プログラミング学習における理解状況把握のための変数値確認問題に関する提案
    第22回情報学ワークショップ(WiNF2024), 4 pages, 2024-12
    南山大学

  • 早川 大貴, 山口 隼世, 山本 大貴, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング学習における理解状況に応じた対話式誤り修正支援システムの提案
    情報処理学会 情報教育シンポジウム(SSS2024), pp. 87-94, 2024-08
    栃木県宇都宮市

  • 澤田 侑希, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習における編集中のソースコードに対する自動フィードバック方法の考察
    ~ 模範解答プログラムの編集遷移グラフを用いた誘導型フィードバック ~
    信学技報 SS2023-78, Vol. 123 No. 414, pp. 174-179, 2024-03
    沖縄県石垣市

  • 澤田 侑希, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習における編集中のソースコードに合わせた自動フィードバックに関する検討
    第21回情報学ワークショップ (WiNF2023), 4 pages, 2023-12
    静岡大学浜松キャンパス

  • 澤田 侑希, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習における編集中のソースコードに合わせた自動フィードバック方法の検討
    第29回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE 2023), ポスター発表, 2023-11
    三重県鳥羽市

  • 堀江 傳貴, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    C言語既習者に対するRustプログラムの理解支援に関する研究
    第29回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE 2023), ポスター発表, 2023-11
    三重県鳥羽市

  • 戸谷 剛士, 小川 愛弥, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習における模範解答プログラムを用いた演習問題の自動生成
    第22回情報科学技術フォーラム (FIT2023), pp. 315-320, 2023-09
    大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス

  • 月原 花菜,山本 詠一朗, 中島 亜美, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    ミューテーション法を応用した学習者プログラムの誤り箇所特定方法の考察
    情報処理学会 情報教育シンポジウム(SSS2023), pp. 117 - 124, 2023-08
    工学院大学新宿キャンパス

  • 澤田 侑希, 梅田 祐一郎, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習におけるセグメントを用いたソースコードの誤り箇所特定方法の提案
    第29回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE 2022), pp. 55-60, 2022-11
    島根県松江市

  • 松井 亮介, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    変数に対して開発支援を行うための調査と考察
    第29回ソフトウェア工学の基礎ワークショップ (FOSE 2022), ポスター発表, 2022-11
    島根県松江市

  • 松井 亮介, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    変数名に対して開発支援を行うための調査と考察
    日本ソフトウェア科学会第39回大会, 9 pages, 2022-08
    南山大学

  • 堀江 傳貴, 惣浜 英祐, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    機械学習を用いたWebページスクリーンショットの分類における前処理方法の考察
    日本ソフトウェア科学会第39回大会, 6 pages, 2022-08
    南山大学

  • 松井 亮介, 渡辺 開斗, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    変更履歴に着目した機械学習による論文校正支援方法の考察
    第20回情報科学技術フォーラム (FIT2021), pp. 335-342, 2021-08
    オンライン

  • 小山 哲明, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    マイクロマウスシミュレータを用いたプログラミング学習教材の試作
    情報処理学会 情報教育シンポジウム (SSS 2020), pp. 54-61, 2020-12
    オンライン

  • 石元 慎太郎, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング学習者の編集途中のソースコードに対するフィードバック方法の提案
    ソフトウェア工学の基礎 XXVI (FOSE 2019), ポスター発表,2019-11
    岐阜県下呂市

  • 久保田 詩門, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習における個別指導のためのコーディング状況把握方法の提案
    情報処理学会 コンピュータと教育研究会 151回研究発表会, 8 pages, 2019-10
    岩手県盛岡市

  • 安達 有希, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明, 阿草 清滋:
    プログラミング学習における構文図式を用いた構文理解支援方法の提案
    情報処理学会 情報教育シンポジウム (SSS 2018), 8 pages, 2018-08
    熊本県水俣市

  • 石元 慎太郎, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明, 阿草 清滋:
    プログラミング演習における構文要素の種類毎のビューによるコーディング状況把握方法の提案
    情報処理学会 情報教育シンポジウム (SSS 2018), 8 pages, 2018-08
    熊本県水俣市 ※学生奨励賞

  • 小林 悟, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 阿草 清滋:
    データ構造と関数定義に着目したプログラミング学習者用テストケース評価記述方法の提案
    ソフトウェア工学の基礎 XXIII (FOSE 2016), pp. 33-42,2016-12
    香川県琴平町

  • 佐藤 成:
    異なるバージョンにおける実行トレースの比較を用いたデバッグ支援方法の提案
    第14回情報学ワークショップ (WiNF2016),ポスター発表, 2016-11
    愛知県立大学

  • 加藤 大典, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 阿草 清滋:
    変数に着目した部分プログラム抽出によるコードレビュー手法の提案
    信学技報 SS2014-73, Vol. 114 No. 510, 6 pages,2015-03
    沖縄県那覇市

学生との共著論文

学生はアンダーライン

  • 肥田健斗, 平尾海翔, 石田尭徳, 蜂巣吉成:
    C言語における型理解支援ツールの提案: 構造体の型と変数宣言の違いに着目して
    南山大学紀要『アカデミア』 理工学編, 第26巻, pp. 9-20, 2026年3月

  • 井深 葵, 永田 莉紗, 蜂巣吉成:
    プログラム誤り修正問題における修正の質を考慮した自動採点方法
    南山大学紀要『アカデミア』 理工学編, 第26巻, pp. 21-28, 2026年3月

  • 山本 創大, 三輪 風喜, 蜂巣吉成:
    プログラム説明問題の生成AIを用いた評価手法の提案: ルーブリックとOne-Shotプロンプトを用いて
    南山大学紀要『アカデミア』 理工学編, 第26巻, pp. 29-40, 2026年3月

  • 澤田 侑希, 梅田 祐一郎, 蜂巣 吉成, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング演習におけるセグメントを用いたソースコードの誤り範囲特定方法の提案
    コンピュータソフトウェア, Vol. 40 No. 4, pp. 4_29-4_36, 2023-12

  • 蜂巣 吉成, 東 直希, 三上 比呂, 長野 滉大, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    複数のプログラミング言語の文法知識に起因する制御文の誤りの自動修正ツールの試作
    コンピュータソフトウェア, Vol. 39 No. 4, pp. 4_38-4_48, 2022-10

  • 蜂巣 吉成, 東 直希, 三上 比呂, 長野 滉大, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    複数のプログラミング言語の文法知識に起因する制御文の誤りの自動修正方法の提案
    ソフトウェア工学の基礎 28 (FOSE 2021), pp. 51-60, 2021-11

  • 蜂巣 吉成, 石元 慎太郎, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    プログラミング学習者の編集途中のソースコードと模範解答における変数の対応づけ方法の提案
    ソフトウェア工学の基礎 XXVII (FOSE 2020), pp. 109-114, 2020-11

  • 蜂巣 吉成, 森本 朱音, 松尾 翔馬, 加藤 ちひろ, 吉田 敦, 桑原 寛明:
    ポインタ型の仮引数を持つ関数の呼出しに対するプログラミング学習支援ツールの提案
    ソフトウェア工学の基礎 XXVI (FOSE 2019), pp. 103-108, 2019-11

  • 蜂巣 吉成, 小林 悟, 吉田 敦, 阿草 清滋:
    プログラミング演習におけるテストケース評価システムの提案
    コンピュータソフトウェア, Vol. 34 No. 4, pp. 54-60, 2017-11

気になったら研究室訪問

訪問先:S棟2階

対応可能な時間はWebClassに掲載しています.時間を確認して,研究室へ来てください.

研究室の学生の話が聞きたければ,学生研究室S203に来てください.

S棟2階のマップを見る →

「演習・研究はどう進む?」「研究テーマはどう決める?」 「研究室の学生の普段の様子は?」など,気になることを気軽に聞いてください.

教員紹介

名前
蜂巣 吉成(はちす よしなり)
研究分野
ソフトウェア工学
プログラミング教育支援,eラーニング,ソフトウェアの開発支援
連絡先
hachisu@nanzan-u.ac.jp
Web
https://akg.se.nanzan-u.ac.jp/~hachisu/